BLOG
5.82016
冷え性

「足先や手先が冷たい」「下半身が冷たい」「背中がゾクッとする」など・・・
(今自分は冷えているな)
と感じるタイプは3種類ありますが、その他にも「隠れ冷え」という状態があります。
このかくれ冷えとは、身体の中の温度が下がることを指します。
つまり内臓温度のことです。
内臓温度を測ることはできないので、簡単な見極め方をお教えします。
自分でお腹を触ってみてください。
片方の手の平でおへその上、もう片方の手の平でおへその下を触ってください。
出典: healthil.jp
上腹部が、下腹部よりも冷たいと感じたら、あなたの内臓は冷えています。
お腹は心臓に近いので冷たいはずがありません。
是非これで自分の体の冷えを判断してみてください。
内臓温度が1度下がると代謝は11~12%落ちてしまいます。
この内臓温度の低下は、自律神経にも乱れを及ぼします。
ポジティブ思考ができなくなり、ネガティブなことを考え、イライラしたり鬱状態になることもあります。
心も身体も健康で居たいなら、運動より先に冷えの解消をしましょう。
次に自覚症状のある冷えに対してご説明します。
1つめ:足先や手先などの末端が冷えているタイプ
2つめ:腰から下の下半身が主に冷えるタイプ
3つめ:体幹の部分であるうなじや背中、腰が冷えるタイプ
冷え性は大きく分けてこの3つになります。
1つ目と2つ目のタイプの冷えは、やはり足を温めることが大事です。
お勧めは、毎日ゆっくりとした半身浴をすることです。
そして、お風呂から出る前に水で絞ったタオルで足先を叩くことです。
入浴は、血管が広がってしまうので、そのまま出ると冷えるだけです。
冷たいタオルで叩けば、その血管がしまりそのまま温かさが維持されます。
その後、靴下をすぐ履くことや部屋を温めておきましょう。
足指をこまめに動かすこともお勧めです。
寒いときはどうしても血流が悪くなってしまいますが、足指ジャンケンなどで足指を動かすだけで、血行の促進になります。
冷え取り用の靴下も、しっかり履き方を守れば効果的です。
しかし、寝るときだけは絶対に足を締め付けないでください。
むくみを解消する加圧ソックスや、靴下の重ね履きをしたまま寝るのは血流が悪くなるので注意です。
ブーツを毎日履く人も気を付けてください。
いま流行のボアがゆったりしたブーツなら大丈夫ですが、パンプス系のブーツを毎日履くと足首が固くなり血流が悪くなり冷えを引き起こします。
ブーツを履いた日は、帰宅後しっかり足首を動かし、足指ジャンケンをして足先の血行を促しましょう。
女性が悩むセルライトも冷えによる血行不良が原因です。
冷えを解消してセルライトが無くなれば、きっとジーンズもサイズダウンするでしょう。
お腹を温めるために手っ取り早く有効なのは腹巻をすることです。
さらに湯たんぽをお腹の上に乗せたり、使い捨てカイロをおへその下に1枚、お尻の上のあたりに1枚貼るなどして温めることが、身体を確実に温めます。
足とお腹を温めても、全身がまだ温まらないという場合は、ご相談ください。
花田整骨院では冷え性の専門治療を行っています。
冷えとはストレスそのもの。
自律神経の反応を見ていると、大嫌いな人が隣に寄り添っているのと同じくらい、冷えは強烈なストレスということが分かっています。
ストレスが強くなると病気の元凶になります。
ぜひ冷えを解消して、精神的にも身体的にも若々しく健康に暮らしていきましょう。